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DFSC(デジタルフォージドストレインコントロール)
レイズは、これまで長年に渡り培ってきた鍛造工法の技術や、さまざまな解析データをデジタル(数値)化して統合することで、高品質なフォージドホイールを安定して生産できるシステム"DFSC?Digital Forged Strain Control"を構築致しました。
そのなかでも、今回新たに導入する"歪速度制御・結晶粒微細化技術"をとりいれた、新規格-回転鍛造工法"S-SPEC"は、アルミビレットの段階で内部組織を微細化することで、これまで以上に緻密で上質な鍛流線を実現し、より高品質なフォージドホイールを生産致します。
強度・剛性解析
JWL+Rの強度テストをCAEで行う強度解析、変形度合いや靭性といった様々なファクターを加味して行う剛性解析については格段に困難な技術です。しかし一方で剛性解析はホイール開発において、大きなアドバンテージをもたらしてくれます。
レイズでは他メーカーに先んじて、アルミホイールの設計段階においてコンピューターによる三次元剛性解析を導入。F1ホイール開発でもその威力を発揮しています。強度以外に走行時に応力が集中する箇所や、変形量の予測などの三次元剛性解析を行うことで、数多くのホイールデザインを最適に、かつスピーディーに開発することを可能としています。ホイール剛性は安全性のみならず、クルマのシャシー性能やNVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)にまで影響を与えるもので、その解析は特に重要なものとなってきています。
10,000トン鍛造(X-GIGA FORGED)ライン
アルミビレットを単に加圧しただけでは鍛流線は放射状に形成されます。ホイールに鍛造本来のねばり強さを与えるためには、鍛流線は外部衝撃に対して垂直方向に切れ目なく、かつ高密度で鍛流線が流れていなければなりません。
レイズのモールドフォーム・フォージドは、鍛流線の形成初期段階から金型で鍛流線流れの方向をコントロールし、ホイールデザインに沿った鍛流線を形成させます。鍛流線をしっかりとコントロールできるのは唯一、モールドフォーム・フォージド(デザイン金型鍛造)のみであり、RAYSフォージドホイールはすべてこの工法が採用されています。
RM8000・オープン金型/回転鍛造工法
RAYSのオリジナル鍛造工法“RM8000”は、仕上げ鍛造工程の金型の一部を開放式にすることで、鍛流線形成時の過度のストレスを防ぎ、従来の密閉式金型鍛造では避けきれなかった皺傷を完全に排除。上質で伸びやかな鍛流線を安定生産できるようになりました。また、金型内の圧力も高くなりすぎないため、部材の充填効率がよく、金型のデザイン自由度が増すとともに、鍛流線を正確な形状にコントロールすることが可能です。しかもこれまで別々に行っていたディスク面の仕上げ鍛造とリムのスピニングを、金型自体を回転させながら同時に行うことで、上質な鍛流線の形成と工程の短縮という、相反する条件を非常に高いレベルで満足させることに成功しました。時代が求める「高品質・大口径フォージドホイール」の量産を可能にする革新的な鍛造工法、それがRM8000工法です。
FORMEC(フォーメック)工法
ディスク表面とスポークサイド、そしてウエル部からバルブ取り付け面まで、ホイール全面にマシニング加工を施す、F-1ホイール直系のテクノロジーです。FORMECではモールドフォームフォージドを採用しているので、いわゆるビレットタイプ鍛造ホイールの切削とは異なり、鍛流線に沿って“研ぎ上げる”ようにマシニング加工を行うので、鍛流線は分断されることなく、鍛造本来の強靱さを保ったまま、コンピューター・マシニングならではの高い精度だけが得られます。